必見!ハンドメイドワークショップやイベントでの講師料金の決め方
ハンドクラフトのお教室をしていると、自分が主宰しているお教室だけではなく
「ワークショップを開催して欲しい」
とお話を頂いたりしませんか?
でも、
『知り合いのカフェから依頼を受けたが、講師料がいくらぐらいが適切なのかわからない』
『商業施設へワークショップの提案をしたいが、講師料の相場感がわからない』といったことはありませんか?
ではワークショップの値段をどのようにすればいいのか、
講師料金をどのように設定をすればいいのか、考え行きたいと思います。
ワークショップの値段の決め方
ワークショップのターゲットを決める
ワークショップの開催する場所によって受講してくださる生徒さんが違います。
例えば、カフェでワークショップをやる場合はどうでしょう?
カフェに来るお客様の年齢層、今までそのカフェでやっているイベントの価格を聞き、事前に調査をして自分が行うワークショップのターゲットに合っているものなのか、コンテンツが合っているのか考えてみましょう。
ワークショップに付加価値をつける
このワークショップに参加するとこんなものが得られますという付加価値をつけてみましょう。
例えばカフェや飲食店でのワークショップの際、お食事付きやおやつ付きなどの付加価値をつけることで、ただワークショップを行うだけよりも価格を上げることができます。
例
・レッスンのみ
・飲み物付き
・ランチ付き
・お土産付きetc
ワークショップの人数を決める
ワークショップを行う際、ハンドクラフトの作業によっては教えられる人数が決まってきます。
何人いっぺんに教える事ができて、ワークショップ行う場所に何人入るのか事前に確認して、ワークショップを行う側と話しをして最大何人レッスンできるのかお話をしましょう。
またその際に相手側と講師側でどれだけ集客の行動を起こせるのかも話しておきましょう。
例:カフェでのワークショップ
店の集客
集客方法はどのように集客してくれるのか、チラシを用意してくれるのか、店舗に何か宣伝してくれる置いてくれるのか。
講師の集客
自分は何で集客するのか、SNSやブログのみでの集客なのかチラシを製作するのか。
きちんと相手側と話しをして決めましょう。
講師料金の決め方
場所や集客をしてもらうのですから、お店側にだって利益は必要。
お互いお仕事ですから、売上100%もらうってことはできません。
チラシを作ってくれたり、人を集めてくれるのに労力は必要です。
例:
カフェA店
・チラシ制作します。
・集客は一緒にしていきましょう。
・ランチを提供します。
・参加者1人でもワークショップしましょう。
・講師料60%、お店側40%
カフェB店
・来てくれるお客様に声をかけます。
・ネット集客は講師側でしてください。
・参加者1人でもワークショップしましょう。
・最大10人でワークショップを行ってほしい。
・講師料50%、お店側50%
ワークショップを行ったことのあるカフェでしたら、講師料金を提示してくれますが、それが自分に見合うことなのかきちんと条件を把握してみましょう。
ワークショップの位置づけを考える
講師料金が自分の納得いくものでなかった場合、ワークショップを行うか悩んだ場合、ワークショップの位置づけを何をすればいいのか考えましょう。
・実績作り
講師料金の配当が少なくても、そのワークショップを行うことで自分の実績作りになる。そう思えるワークショップとそうじゃないワークショップじゃないものがあります。
本当にそのワークショップが実績作りになるのかよく考えてみてください。
・お金にする
ワークショップでお金にすることを考えている場合は配当金が多いところでワークショップをすることが望ましいでしょう。
講師がかかる費用
交通費、材料費、人件費
最低どれくらい経費がかかるか計算し、赤字になることはせず、きちんと費用を計算しましょう。
商業施設や飲食店のかかる費用
人件費、場所代、飲食代
講師側にお金がかかるように、場所を提供してくれるところにも経費がかかります。
講師料の例
カルチャースクール
カルチャースクールの講師料はお客様がお支払いしてくださる金額の30%~40%が通常です。
現在でもカルチャースクールでワークショップを行うことがステータスだと思っている方も多いので配当金が少なくてもレッスンを行うという選択肢もあります。
商業施設
仲介業者あり
商業施設は、仲介業者(広告代理店)が間に入り、大手商業施設のイベントを開催することが多いです。
そのため、商業施設としては多くの方にご参加していただきたいために価格を低く設定することもありますが、商業施設でワークショップを行うことで、実績作りになります。
材料費でイベントをしてほしいと打診いただくことが多いです。
仲介業者なし
仲介業者(広告代理店)がおらず、商業施設と直接交渉するのですが、
実績の少ない講師や、仲介業者の役割をしてくださる人がいない場合ワークショップを行うことが難しいです。
仲介業者がいないため、ワークショップの料金配当は大きく入ることが多く、材料費+講師料としてお支払いいただくことが可能です。
飲食店
仲介業者あり
講師派遣業の派遣会社のようなところが仲介に入ってくださるので、自分で交渉することが少ないですが、仲介会社が入るため配当は少ないです。
手間を省きお仕事を貰うには良いかもしれません。
仲介業者なし
講師と飲食店が直接交渉しなければなりません。
お互いきちんとメリットがあることを伝えましょう。
また口約束になることが多く、仲介業者が入るときのようにきちんと書類を交わすわけではないので、配当金がきちんと入ってこないこともあります。
信頼関係で成り立つ場合があるので、きちんとお金の受け渡しについて確認しましょう。
安い講師料でも将来のために実績を作っていくことは大切です。
でもやっぱお金にするには自分で開拓しないと!
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