●要注意●押し花の特徴を知らずにレジンアクセサリーを作ると起こってしまう罠
どうもです!
クラフト作家が習いに来るレジュフラワー・UVレジンアクセサリー教室
「P*(ピィ)ハンドメイドアクセサリー」の三上美幸です!
レジュフラワー®のアクセサリー作りではプリザーブドフラワーを使うことが多いのですが、
その理由としては、押花の自然の色は特性として色が経年劣化で抜けてしまうからなんです。
今回は、押し花の色抜けのお話しと押し花をレジンアクセサリーにするときの注意点についてお話します!
押し花の色の抜ける原因としては
・湿気
・熱
・光
のようなのですが、色々調べてみると色んな理由が出てきます。
赤系の色は耐光堅牢度が弱いです。
公園の注意書きでも、赤ペンキで書かれた部分のみ早く色が抜けて変になってるの見たことないですか?光で色抜け(色褪せ)するのです
という理由を述べているところもあります。
実際にピンクの押花に関しては、こんな感じで変化
チドリソウのピンクをピンクで加工したものです!
でもこれが、太陽の光にたくさんあたっているところに1~3か月ほど置かれていると
こんな感じに白くなっちゃうんです(´;ω;`)
ちなみに、赤系統が入っている色ではないのですが、
青いアジサイ→白
紫のアジサイ→白
白いビオラ→透ける
黄色いビオラ→透ける、白くなる
など、赤系統が入っていないものでも押花を色抜けしやすいんです。
でも、実はちょっと例外も!
同じ場所に同じような条件でおかれていたこの押し花を使用したバレッタ
ビオラをあしらったものなのですが
この濃い紫色はほとんど落ちず、色が残っていました!
・色が薄めの自然のカラーは、レジンで加工しても色が抜けやすい、透けやすい
・色が濃い目の自然のカラーは、レジンで加工しても薄目よりは抜けずらい
のではないでしょうか。
じゃぁ、押し花で作るスマホケースなどは色が落ちてしまうの?
押し花でアクセサリーは作れないの?
という方もたくさんいらっしゃると思うのですが、
本物のお花なので、どうしても経年劣化で色が変わってしまうことは押花の特性としてしょうがないことなのです💦
でも、実はこんな押し花だと色がほとんど落ちない、変わらないです!
着色されている押花
実は色が抜けてしまっている押花って、自然の色のものの方が断然!!
あっという間に色が抜けていってしまうんですが、着色されている押花に関してはほとんど色は抜けません。
※ただし高温多湿、極度に光を当てることを避けた場合
まとめ
押し花の美しさを知るためには、色落ちをしてしまうことをお客様に伝えること。
着色されている押花だと条件さえ守れば、色を抜けることはほとんどありません。
でも、押し花だとお花の立体感が出ないので、
レジュフラワー協会ではプリザを使ったアクセアリーをお勧めしています!
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