UVレジンに小さな気泡は季節にも原因が?!原因と対策方法
UVレジンを使ってアクセサリーを作る方は、悩みの種になることがあるのと思います。
その一つは気泡
さらに、レジンを硬化する前には気泡はなかったのに、硬化したあと急にぷちぷちとした小さな気泡が出てきた。
硬化しちゃったあとだと、どうすることもできなかったりする場合がある……。
作品を綺麗に作るためにはどうしたらいいの?
という方のためになぜ硬化する前にはなかった気泡が急にできてしまうのか原因と対策を今回はご案内します!
硬化した後に小さい気泡ができてしまう原因
硬化速度が速い
レジンにはハンドメイドで使う以外にも色んな種類があり、
医療用に使うものや特殊なものなどは0.5秒で硬化してしまうUVレジンもあるそうなんです。
(樹脂を扱っている企業の方に伺った話です)
硬化速度(固まる時間が早いUVレジン)だとと熱を発するため、その熱で原料が揮発して気泡になることがある。
硬化前に微細な気泡が入っている
硬化前に気づいていないくらいの微細な気泡が入っている場合硬化時に気泡が大きくなってしまう。
冬場は外温により冷たくなった樹脂の粘度が高くなり気泡が出来やすくなる
夏場は外温により温められた樹脂の粘度が低くなり、気泡が抜けやすいが、逆に冬場は外温により冷たくなった樹脂の粘度が高くなり、気泡が抜けにくい。
硬化した後に小さい気泡が出来にくくするための対策
硬化速度が速いレジンは気泡が入りやすい
硬化速度が速いレジンは気泡が入りやすいということは、硬化速度の遅いレジンを使えば気泡はできにくくなります。
UVレジンは硬化するときに多少縮み、硬化速度が早いものは硬化するときにぼこぼこと山のようなものができてしまう場合があります。
硬化速度が高すぎるものはそれだけで選ぶのはやめたほうがいいですね。
暖かい部屋でUVレジンを使用する
冬場は外温により冷たくなった樹脂の粘度が高くなり気泡が出来やすくなるので、寒いところで行うと粘度が高くなり、気泡が入りやすくなります。
事前に気泡が入りにくくするためにも冬場は暖かい部屋でUVレジンを使いましょう。
また、使用時だけ40℃以下で温めていただき、それ以外は室温以下で保管をしてください。
UVレジンが悪くなってしまうので!
いかがでしたか?
UVレジンのアクリル臭がきつくて、冬場でも部屋の窓を開けて作業しているという方もいらっしゃると思うのですが、
アクリル臭が少なく、部屋を開けていなくても作業できるUVレジンもあります。
日本レジュフラワー協会のオリジナルUVレジン「レジュレ」はアクリル臭をなるべく抑えているので、
お教室でレッスンしている時は、換気をしたりはとくにしていません。
匂いに敏感な方はたぶんどこのメーカーさんのレジンを使っても頭がきーんとしてしまったり、
頭がくらくらしてしまう可能性があるので、なるべく換気をした方がいいと思いますが、
値段が安いものだけ使っているのではなく、きちんと品質を選んでUVレジンアクセサリーを作ってくださいね。
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